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それはサンチョパンサが乗せられて何度も放り投げられるやつ

 こんばんは。

先日、行きつけのギャラリーバーで飲んでいるときに、ご近所さんでなかよしの女性が、展示されていたクリエーターさんで「小田ロケット(おだろけっと)」さんという方の作品を観たあとで放った言葉が忘れられません。彼女、こう言ったんです。

「…んんー?『オダグチ・ケット』さん?そんなひといた??」

ではでは。
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DATA:Leica M6 Summicron 50/2 Foma Fomapan 400 f8 1/500
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第2回プラチナブロガーコンテスト



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by solalyn | 2018-05-18 18:57 | PROPOS | Comments(0)

写真展「ひととひかり」を開催します。

【2017個展 跋文】

「君は船に乗った。航海した。陸に着いた。上陸したまえ
- マルクス・アウレリウス-

五年前に親友が自殺した。昨年の暮れには妻が自殺未遂をし、今年の初めに大叔母が死んだ。

マルクス・アウレリウスが書いたように、人生が航海だとするならば、『死』に遭ってからが、ほんとうの船出な気がする。『死』が、『生』という船に食料を積み込む。そうすると帆は風を孕みはじめる。

この写真展は、『死』を主要なテーマにしています。死がシームレスに生と繋がっている感じをぼくの写真と文章で構成しています。観終わったあとに、生死の狭間に浮かんでは消えるよろこびや光を感じていただけたら幸いです。


大橋 拓(写真家)


大橋拓 写真展「ひととひかり」
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DATA:Leica M6 Summicron 50/2 Kodak Tri-X 400 f41/125
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by solalyn | 2017-09-03 18:55 | PROPOS | Comments(0)

ピエールのこと

まず最初に断っておくが、ピエールは変態で、日本人だ。

でも、この言い方はフェアじゃない。ピエールから見たら、ぼくのほうがよほど変態に見えただろう、と思う。なにしろその土曜日は近所のバーの年に一度の「セーラー服ナイト(第二回)」の日で、ぼくは前日にアマゾンで購入した、ビニールレザーでできた、体にぴったりとフィットするセーラー服を着て脚には網タイツを穿き、黒いロングブーツに亜麻色のセミロングのウィッグまで着けていたのだから。四十過ぎた中年男が、である。

まあとにかくそんなところでぼくらは初めて出会った。ぼくのピエールへの第一印象は最悪だった。あたりかまわず写真を撮りまくり、大声で笑う。

(なんて野郎だ。俺はぜったいに口を利くまい)

ビニールレザー(パット入り)に包まれた胸のうちで、ぼくはカウンターで固くそう決意した。

だがそのあと、みんなでフレンドリーに行こうぜ!という感じの知人(みなさんの周りにもかならずいらっしゃるはずだ。もしもご自分がそうだとおっしゃる方がいらっしゃるのなら、ご無礼、ご無礼)に拉致され、テーブル席に移動した。はじめはお互い離れていたのだが、まあああいう席では並び順なんてどんどんシャッフルされていくもので、何かの拍子にぼくと彼はテーブルを挟んで向かい合う形になった。

彼が写真展(その近所のバーはギャラリーもやっているのだ)の作家さんに話しかけているのを、聞くとはなしに聞いていた。

作家さんのプリントを買った?へえ、結構ですな。


そのあとだった。彼は続けてロバート・メイプルソープのプリントも今日買ってきたのだ、と大声で言った後で、壁面を飾る作家さんの作品の一点をまっすぐ指さしながら、たしかこう言ったのだ。

「ぼくにとっては、メイプルソープも、○○さんのプリントも同じ価値です。どちらも本物で、うつくしい」

そのことばに驚いて彼の顔を見ると、今までとまったくちがう目をしていた。熱情で、輝いていた。


ああ、見つけた。本物の人間だ、こいつは。


そう思ったぼくはすぐに彼となかよくなり、ふざけ散らしながらたくさん酒を飲み、ぼくは彼を「ピエール」と名付け、彼はぼくを「ビルマ」と名付けた。ぼくが坊主頭だったからだ。

お互いのその安直さがうれしくて、ぼくらは意味もなくお互いの名前を連呼してはゲラゲラ笑った。夜が更けていった。
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DATA:Contax Ⅱ Sonnar 5c.m./1.5 Kodak Tri-X 400 f2.5 1/50
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by solalyn | 2016-03-08 02:23 | PROPOS | Comments(2)

エニシの話

 最近、近所の人がおもしろい。特定の誰か、というわけではなくて、すごく狭いエリアなのにその中に世界がまるごとあるような感じというか。

加藤清正の股肱の臣は、彼が少年の頃、悪童仲間だったものたちだったという。今までは、

(そんな近所にいるものかね)

などと思っていたが、案外そういうことはあるものかもしれないなぁ、と思い始めている。
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DATA:Leica M6 Summicron 50/2 Kodak Tri-X 400 f2 1/15
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by solalyn | 2015-12-03 19:50 | PROPOS | Comments(0)

あなたがわたしにくれたもの

最近、近所のバーのマスターから聞いた話。


自分が小学校高学年の頃、妹と親戚のおじさんの家に遊びに行ったんですよ。そんでおじさんのベッドルームでふざけてたら、ベッドの下から女のひとの裸の本が出てきたんで、自分はまだ思春期じゃなかったんですけど、なんか本能的に、

(あ、これはそっとしておかなきゃいかんことだ)

と思ったんですけど、まだちっさかった妹は、自分が止める間もなくおじさんに「これなーにおじちゃん!」って聞いちゃったんですよ。そしたらおじさん、だいぶ困ったんでしょうね。こういったんですよ。

「それはね、おじさんの、だいっじな、下敷き」


でも、今にして思えば、あれ、宮沢りえの『サンタフェ』だったんですよね。表紙硬かったし。
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DATA:Leica M6 Summicron 50/2 Kodak Tri-X 400 f2.8 1/30
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by solalyn | 2015-10-09 11:55 | PROPOS | Comments(0)

トダモトヒロ・オオハシタク二人写真展「入谷のだんかい」

えー、告知をさせていただきますね。

先日もお伝えしました、毎年恒例の、ギャラリーバー「ラッキードラゴンえん」さんでの写真展ですが、今年は畏友トダ モトヒロさんと二人展『入谷のだんかい』を開催できることになりました。

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現時点での詳細は、こんな感じです。

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トダさんは中判(ときどき大判も)のカラーネガで、ぼくは135のモノクロ、というように、フォーマット・フィルムタイプ・被写体と、「フィルムカメラを使用している」こと以外はすべてちがいます。

ただ、ぜんぜんちがうんですけど、なんか似通ったところもあるような気がするんですよね。そこいら辺りも、たのしんでご覧いただけたら、と思っております。

ではでは。

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by solalyn | 2015-07-31 13:12 | EVENTS | Comments(0)