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マエストロの風

サートゥルヌスは大昔のイタリア人が信仰していた神さまでした。(中略)人々はその慈悲にあふれた統治を記念して、毎年冬になるとサートゥルナリアという祭りを行ないました。祭りの間は、公事はすべて休みとなり、宣戦の布告や刑罰の執行も延期され、友だち同士はたがいに贈り物を交わしあい、奴隷たちにも特別の自由が許されました。つまり奴隷たちのためには饗宴が設けられて、彼らがその食卓につくと主人たちが彼らに給仕をしてやったのです。これは、人間が本来平等であるということを、そしてまた、サートゥルヌスの治世においてはすべての物がすべての人々に等しく所有されていたのだということを、示すためのものだったのです。


― 『ギリシア・ローマ神話』 著:トマス・ブルフィンチ 訳:大久保 博 より ―
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by solalyn | 2014-05-03 21:41 | WORDS | Comments(0)
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