タグ:Pentaconsix TL ( 15 ) タグの人気記事

岬めぐり

やー、高い。縄文時代には、ここが岬だったのかなあ。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f8 1/250
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by solalyn | 2015-03-01 22:52 | PROPOS | Comments(0)

普通じゃない普通

自分の写真集『アンコモン・プレイセズ』のために、スティーヴン・ショアは、ごくみじかいあと書きのような文章をそえている。

その文章によると、スティーヴン・ショアは、23歳になるまで、ニューヨークのマンハッタンをほとんど出たことがなかったそうだ。その彼が、1972年、マンハッタンをはじめて遠く離れる旅に出た。自動車でテキサス州のアマリロへ向かったのだ。

このときの旅は友人がいっしょであり、ニューヨークからテキサスまで、その友人が自動車を運転した。マンハッタンからアマリロまでずっとパッセンジャーであったスティーヴンは、車の窓をフレイムにして、そのフレイムごしに、アメリカの風景を見つづけた。

この体験は、スティーヴンにとって、たいへんな体験だったという。それはショックであった、という言い方をスティーヴンはしている。自動車の窓ごしに見る風景、あるいは自動車を降りてそのへんをすこし歩いたりして目にする風景は、太陽光線の当たりぐあいによって微妙に変化する。まったくおなじ場所をおなじ角度から見ていても、たとえば朝の9時と午後の2時とでは、見え方はまるでちがってくる。この、光によってちがってくる見え方、つまり、普通すぎてどうにもならないほどに平凡な風景が、光の変化によって感情ゆたかな普遍へとたかまっていくありさまを、スティーヴンはカラー・フィルムによってとらえてみせた。『アンコモン・プレイセズ』のなかの風景は、知的で繊細な集中力をフルに発揮しつつ1973年から1981年にかけて、スティーヴンがアメリカ各地でひろい集めた普遍だ。


― 『人にあまり教えたくない素晴らしい写真集』より 片岡義男『紙のプールで泳ぐ』所収 ―
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f11 1/500
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by solalyn | 2013-11-20 21:27 | WORDS | Comments(0)

チバの空

チバと言ってもユウスケじゃないよ。県名だよ。

ヤス君と見たような空ではないけれども。

これはこれで。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 FUJI PN400N f16 1/500
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by solalyn | 2013-11-12 11:37 | PROPOS | Comments(0)

虫か、男か

(略)自分が目的としているところは領地ではない。何度申したらお分かりです、私は生涯の栄光を飾りたいというそれだけでこの真田丸に籠っている、考えてみられよ、四十幾年を為すことなく過してきて、あのときもし右大臣家のおまねきがなかったとすれば高野山麓で虫のごとく果てる運命にあった。によって、いまは自分は望外な幸福の中にあるが、そのこと、まだおわかりにならぬと見える。いま信州一国ではどうか、といわれる。餌でもって男子の志を吊ろうとなさるおろかしさ、申しておきまするが、この左衛門佐は、たとえ日本国の半分を割きあたえられようとも、この御城を退きませぬぞ、左様に申しあげられよ、といった。


- 司馬遼太郎 『城塞』 より -
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f8 1/125
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by solalyn | 2012-12-13 19:53 | WORDS | Comments(0)

ミイラ取りをミイラにした話

ぼくよりすこし前に上京した友人カメラマンであるあげちゃんのスタジオである、HiDaMaRi Photo Studioであげちゃんご夫妻を撮影。

スタジオなのに地明りで撮っちゃった。テヘペロ。

ではでは。

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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f3.5 1/125
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by solalyn | 2012-11-16 00:53 | PROPOS | Comments(0)

選外活動

写真展には使わないけれどもなんとなく個人的には気に入っているシリーズ。

・・・シリーズ?


ではでは。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f4 1/125
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by solalyn | 2012-08-07 00:05 | PROPOS | Comments(0)

ほんとうはもう

ぼくはオートバイを持っている。

今から17年前の二十歳の冬に中古で買った。それからずっと乗り続けている。そのあいだ一度だけ、手放そうか悩んだことがあった。


友人とのツーリングの帰り道だった。それまで気持ちよさそうにうなっていたぼくのオートバイが、突然くるしそうに息をつきだした。路肩に止めてしばらくするととうとう止まってしまった。ぼくは22歳だった。

数日後、レッカーしてもらった地元のバイク屋のお兄さんから連絡があったのですっとんで行った。

「これねー、もうエンジン駄目だね。修理するとなるとかなり金額かさむよ。下取りに出して、新しいのにしたら」

「もし修理したら、どのくらいするんですか」

お兄さんが答えた金額は、ぼくがそのオートバイを買ったのとほぼ同じ金額だった。

「ちょっと考えさせて下さい」

お兄さんにそういって、その日は歩いて帰った。歩きながら頭がぐるぐるした。


その日の夜に、なにか別の用件で学生時代の彼女とひさしぶりに電話をしていた。ぼくがオートバイを選ぶときも、オートバイがぼくのアパートに運ばれてきたときもいっしょだった。いちばんはじめにぼくがオートバイの後ろに乗せたひとだ。まだ頭がぐるぐるしていたぼくは、いつのまにか彼女に今日のできごとを話してしまっていた。

「ねえ、どう思う」

そうしたら、受話器の向こうから声が聞こえてきた。含み笑いしてるような声が。

「ホントはもう決めてるんでしょう」

ぼくは急に大声で笑い出したくなった。彼女にありがとうと言ってから、電話を切った。ぐるぐるは、どこかへ消えてしまっていた。


いまでもなにかに迷いそうなときに、あの声が聞こえてくることがある。

「ほんとうはもう決めてるんでしょう」

そうするとぼくはいつだって上機嫌になる。


ぼくはオートバイを持っている。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 FUJI PN400N f11 1/500
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by solalyn | 2011-04-28 01:53 | PROPOS | Comments(8)

Sunset riders

サーフィンは、波がいかに高く、海岸から双眼鏡でながめて、どんなに勇壮にみえても、豪快なんかではなく静かなのだ。


-片岡義男「10セントの意識革命」より-

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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f8 1/500
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by solalyn | 2011-02-14 01:35 | WORDS | Comments(0)

おやじの背中

デカイなあ・・なんか窓ついてるし。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f8 1/250
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by solalyn | 2011-02-07 22:16 | PROPOS | Comments(4)

Minority report

えー、今回は一部少数の方のリクエストにお答えしての物件紹介です。


鎌倉某所で見かけた廃屋。実によい風情でした。嗚呼、何時の日か功成り名を遂げてこの家を改築して住みたし。


あの素敵な洋館がこのヘボ写真1枚しか残っていないのがうらめしい。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f8 1/1000
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by solalyn | 2011-01-07 02:30 | PROPOS | Comments(8)