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「・・・オレ、この戦争が終わったら、『ソリ』ってやつを手に入れて、一儲けするんだ」
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# by solalyn | 2016-02-01 01:42 | PROPOS | Comments(0)

うたかたの記

 みなさんこんばんは。きょうは先日の畏友トダさんとの酒場での与太話の断片をトダさんに無断でお届けします。


僕:「いやー、最近もうビジネス書とか、わけわかんないくらい出てますよね」

ト:「そうそうそう。すごいよね。もう名前とかぜーんぜんわかんないもん」

僕:「最近だとあれじゃないですか。トマ・ピケティとか」

ト:「えーぜんぜんわかんないよ」

僕:「ぼくも未読ですよ。いやでも今の時代に今のものばっか読んでてもあかん気がするんですよね経済書も」

ト:「だよねだよね」

僕:「やっぱり、リー・アイアコッカとか」

ト:「アイアコッカ(笑)あとはあれだね、邸永漢とか」

僕:「テーエーカン!」

二人:「(笑)」
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# by solalyn | 2016-01-21 18:23 | PROPOS | Comments(0)

"Mon ami"

 マーク・エリオット・ザッカーバーグ氏によると、俺たちは(Facebook上で)友達になって一年経ったらしいぜ兄弟。
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# by solalyn | 2016-01-15 02:20 | PROPOS | Comments(0)

誰もみな手を振って

 こんばんは。なにかこう洒落たことを書きたかったのですが、なんにも思い浮かびませんでしたので、昨夜の話をひとつ。


新宿ゴールデン街にある写真酒場「こどじ」に、写真家の岡本正史さんの写真展を観に行き、いつもどおり、写真以外の与太話だけしての帰り道。いかつい黒人さんの横を通り過ぎた瞬間、彼が大声で叫び始めたが無視して歩いた。(新宿こえーなー)などと思いながら歩いていると、なかなか背中越しの叫びが止まない。それどころか、どんどん近づいてくる。

「ヘイ、ヘイ!」

とうとう彼はぼくに追いついた。すこし息を弾ませながら、彼がぼくのほうに差し出した掌には、ぼくが落とした手袋があった。


みなさま。今年も拙ブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えくださいね。ではでは。
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# by solalyn | 2015-12-29 18:14 | PROPOS | Comments(0)

キャパとゲルダとゲルダの話

私のおかしなハンガリー人さんへ


ひさしぶりにあなたに手紙を書いています。ほんとうにひさしぶり。1947年か48年が最後だったはずだから、17、8年ぶりになるのね。まったくなんてことかしら!

なぜひさしぶりにあなたに手紙を書いているかというと、どうしてもあなたに報告したいことができたから。それは、私の最新作に関することなの。

大傑作ってわけじゃないわ。たぶん、ふつうに当たりを取るでしょうけれど、数年後には忘れ去られるような、そんな映画。

そう、映画そのものについてじゃないの。話したかったのは、その映画での私の役名についてなの。

ゲルダ・ミレットというの。そうよ、「あなたの」ゲルダから採ったの。

どうして私が彼女の名前を知っているかって?今だから教えるけれど、あなたはよく寝言で彼女を呼んでいたわ。やさしい口調や厳しい口調、哀願しているときもあったわ。

でも、いちばんよく聞いたのは、あなたが彼女の名前を大声で叫んでいる声よ。泣きながらね。

だから私は、あなたのヨーロッパ時代からの古い友人たちにその名前について聞いたの。そして、私は知ったわ。

彼女はあなたのキャリアの初期のパートナーで、優秀なカメラマンだったこと。ある時期は私的にもパートナーだったこと。あなたが唯一本心から結婚したいと願ったひとだったということ。スペイン内戦で戦車に轢かれて死んだことも。

最初は頭に来たわ。私との結婚についてはのらりくらりとかわすくせに、って。

そうしてあの後しばらくして私たちは別々の道を歩くことに決めたんだったわね。

今年、この『黄色いロールス・ロイス』という映画のオファーが来たとき、私の役名はまだ決まっていなかった。エージェントは、「イングリッド、あなたご自身で名付けてもアンソニー(監督よ)は一向にかまわないそうですよ」と私に伝えてきたわ。

その話を聞いた後で車に乗っていると、ラジオから聞こえてきたの。あなたについてのニュースが。

「・・・今日5月24日は、世界的な報道写真家だったロバート・キャパ氏が、インドシナで取材中に死亡してからちょうど10年に当たり云々・・・」

それを聞いて、私はいっぺんにあなたとの日々を思い出したの。そうして突然思いついたの。そう、ゲルダよ。名前はゲルダにするわ、って。

あなたは怒るかしら。それとも大笑いするかしらね。ああ、私もあなたの大笑いする顔がとても好きだったのよ、ボブ。みんなと同じように。でも、そうじゃないときの、あなたもなかなかよかったわよ。

安心してね、この手紙は、書いたら焼き捨てます。あなたとゲルダの名誉のために。それと多少は、私自身のためにも。

それじゃあ、また。


愛をこめて。


あなたのイングリッド
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# by solalyn | 2015-12-22 01:47 | PROPOS | Comments(0)

【朗報】 『画像の墓場』がリニューアルして復活です。

こんばんは。

さて、今夜のお題は表題の通りです。

(・・・ほほう)

という当時の人も、

(・・・?なんのことだかわからんぞ??)

というお初の人も。来たれ写真好き。みんなで写真を投稿したり、気に入った写真にコメントしたりしてたのしみましょう。

ではでは↓


(続)画像の墓場
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# by solalyn | 2015-12-21 19:18 | PROPOS | Comments(0)

ぐるりぐるりと

こんばんは。


今年ももうあと二週間ちょっとですね。じつにすみやかに時が流れていきます。

昔、創元推理文庫から出ていた、『ポオ小説全集3』に、『メエルシュトレエムに呑まれて』という短編が収録されていたのですが、その中で登場人物が、メエルシュトレエム(メールシュトローム)という、鳴門の大渦の極悪版みたいな現象について、たしかこんなことを言うんです。

「その渦は、あまりに大きいために、呑みこまれたはじめのうちは流れもゆったりとしていてまったく気づかない。そのうちに速度が上がってくるが、それでもまだ、渦の直径のあまりの巨大さに、自分がその現象にとらわれているとは思いもよらない。そのうちに速度はどんどん増していき、自分がぐるぐると渦の中心に引きずり込まれようとしていることを発見する。しかしそこまで来るともうなにをしても脱出は不可能で、そのまま渦の中心に引きずり込まれる」

なんだか人の一生みたいで、ときどき思い出します。

ぼくはいま、どの辺りまで来ているんだろう。


ではでは。
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# by solalyn | 2015-12-11 20:18 | PROPOS | Comments(0)

エニシの話

 最近、近所の人がおもしろい。特定の誰か、というわけではなくて、すごく狭いエリアなのにその中に世界がまるごとあるような感じというか。

加藤清正の股肱の臣は、彼が少年の頃、悪童仲間だったものたちだったという。今までは、

(そんな近所にいるものかね)

などと思っていたが、案外そういうことはあるものかもしれないなぁ、と思い始めている。
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# by solalyn | 2015-12-03 19:50 | PROPOS | Comments(0)

またあした

 友人のカメラマンから聞いた話。


俺、十代の後半から何年間か、ギター持って旅人やってたんですけど。

そんでそうやって日本中ふらふら旅して回って数年経ったころに、ある街に着いたんすよ。米軍基地のある街で、米兵も来るようなバーがあったんで、そこのドアの前に立ったんす。

そしたらね、中から、すげーたくさんのひとの話し声とか笑い声が聞こえて、それがすっげえあったかくて。

だから俺、ドア開けて入ったんすよ。

そしたら、誰もいなくて。奥のカウンターにマスターが一人でいて。

俺、おっかしいなぁって思いながらまごまごしてたら、そのマスターが、

「兄さん、流しかい?一曲弾いてくれよ」

って。だから俺、弾いて。そんで、それ終わってお礼言って出てこうとしたらマスター、

「またあした来なよ。明日はうちでクリスマスパーティーやるから」

って。

俺、それまでいろんな街で、いろんなひとにやさしくしてもらってきてたんすけど、「またあした来なよ」って、はじめて言われたんすよ。そんですげーうれしくて、次の日行ったら、ほんとに大賑わいで。前日にドアの前で感じた話し声とか笑い声がほんとになってて。

そんで、俺、その街で暮らすようになったんす。
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# by solalyn | 2015-11-30 21:31 | PROPOS | Comments(0)

グレートジャーニー

 よくさー、「最近のお笑いはひな壇芸人に頼ってばかりだ。低俗だ」ってゆーじゃん?

でもさ、たぶんきっとさ、そういうのって、「シャボン玉ホリデー」とか、「全員集合」とか「ひょうきん族」とかの頃だっていわれてたわけでさ。

もっというなら、たぶん、陸に上がろうとしてた頃の肺魚とか、アフリカを出ようとする類人猿とか、渡来したての頃の仏教とか、運慶の仏像とか、安土城とか歌舞伎とかもそう言われてたんだろうな、ってね。

・・・え、なにが言いたいのか、って?

「酔っ払うと気持ちいいね」ってこと。
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# by solalyn | 2015-11-25 23:50 | PROPOS | Comments(0)