ギフト

 昔の言い方で、病気になることを「病を得る」という。

そう考えると、病人というのは、半ば神様みたいなものなのかもしれない。
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# by solalyn | 2016-11-29 00:31 | PROPOS | Comments(0)

今夜はスウェーバック

 (ブログの更新のやる気がなかなか起きないな)と思っていると、自分の中のカス・ダマトが叱咤してきた。

「おい、てめえのパンチはそんなに一発が重いのか?」

「ちがうだろう。おめえのへなちょこパンチはな、手数を出してナンボなんだよ」

「おい聞いてやがんのか、この『無名の』傑作主義野郎が」


オーケイオーケイ。あんたの言う通りさ。

まったくうるさいじじいだ。おかげで更新できたがね。
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# by solalyn | 2016-11-25 11:27 | PROPOS | Comments(0)

ミヤザキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行

 先日、宮崎駿さんのドキュメンタリー番組を観た。

陳腐な表現で書いていて嫌になるが、非常に大雑把にいうと、「若い世代や新しい技術に刺激を受けたり、危惧を抱いたり怒ったりしながら、長編映画制作復帰への道程を歩みつつあるかにみえるひとりの老映画監督」の二年間を追っていた。良質なドキュメンタリーだった。

でも、ぼくが観ていていちばんうれしかったのは、宮さん(敬愛の念を込めて勝手にこう呼ばせていただく。なにしろぼくは中学三年生の頃、スタジオジブリのアニメーター募集の記事を妹が購読していたアニメージュ― まだあるのだろうか ―で読んで、中学を卒業したらジブリに入ろうと思っていたくらいだから。三十年くらい前の話だ)が今でもシトロエンの2CVという古い車に乗っていたことだった。
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# by solalyn | 2016-11-16 02:01 | PROPOS | Comments(0)

日盛り

 ご無沙汰しておりました。

お元気でしたか?ぼくは、まあまあです。

最近読了したスタインベックの短編「逃走」が、ほんの少しだけ片岡義男の「ボビーに首ったけ」を想起させた。

さっき、そうインスタグラムに投稿したのだけれども、正確にいうと、重大なちがいがあるな、と思った。

それは、前者は「若者が、『大人になってから』死ぬ」話であるのに対して、後者は「若者が、『若さの日盛りのその極点において』死ぬ」話だからなのだと思い至ったから。
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# by solalyn | 2016-11-14 20:02 | PROPOS | Comments(0)

写真展まだやってます。

 こんばんは。

さて、今年の写真展も残すところ一週間を切りました。まだの方はぜひ。「もう見たよ」という方々も、よろしければまたいらしてくださいね。ではでは。

追伸:ただし09/30(金)はラッキードラゴンえんさんは休日なのでご注意くださいね。
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DATA:Leica M6 Summicron 50/2 Kodak Tri-X 400 f5.6 1/125
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# by solalyn | 2016-09-26 02:44 | PROPOS | Comments(0)

スリット

 私たちの自己や世界は、物語を語るだけでなく、物語によってつくられる。そうした物語はとつぜん中断され、引き裂かれることがある。また、物語は、ときにそれ自体が破綻し、他の物語と葛藤し、矛盾をひきおこす。

 物語は、「絶対に外せない眼鏡」のようなもので、私たちはそうした物語から自由になり、自己や世界とそのままの姿で向き合うことはできない。しかし、それらが中断され、引き裂かれ、矛盾をきたすときに、物語の外側にある「なにか」が、かすかにこちらを覗き込んでいるのかもしれない。


― 岸政彦 『断片的なものの社会学』 より ―
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# by solalyn | 2016-09-08 00:41 | WORDS | Comments(0)

ってね。

 唐突ですが、ぼくは中島みゆきなら、「蕎麦屋」という曲が好きです。
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# by solalyn | 2016-07-11 22:39 | PROPOS | Comments(5)

とどまれ。

 時々は、ありきたりなことばが、愛の言葉だったりすることもある。

「風邪、ひかないでくださいね」

「また会いましょうね」


なんてうつくしいんだろう。
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# by solalyn | 2016-07-03 01:20 | PROPOS | Comments(0)

大川べりを

 この上がりを見たとき、「猛スピードで母は」というタイトルの本を思い出した。

だれが書いた本なのか、どこで見かけたのか、読んだ本なのか、本屋で一瞥しただけなのか、そもそも本当に存在した本なのか。

でもまぁ、いいや。調べなくても。縁があればまたそのうちに。なければハイソレマデヨ。
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# by solalyn | 2016-06-23 20:56 | PROPOS | Comments(0)

"If you build it, he will come."

 いつも古くさいフィルムカメラをぶら下げているので、ときどき人に尋ねられることがある。

「なにを撮るんですか?」

そういうとき、答えに窮していったん口ごもってしまう。そして、結局はいいかげんに答えてしまうことが多い。

いやー、なんかまあこう、街をふらふらと。用事の合間にですね、云々。云々。

でもほんとうは、なにを撮るかはものすごくはっきりしているのだ。ただ、「それ」には名前がなく、いつ訪れるかもわかっていないだけで。
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DATA:Leitz minolta CL M-Rokkor QF 40/2 Kodak Tri-X 400 f5.6 1/250
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# by solalyn | 2016-06-09 23:13 | PROPOS | Comments(0)