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家族の風景

「シャボン玉つくるの上手でしょう。見て見て!」

見るだけじゃ我慢できなくなって、裸でカメラを取りに茶の間へ行き、取って返す。小規模備中大返し。

湯気でもあもあのファインダー越しに格闘すること数分。


やった。
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DATA:Leitz minolta CL M-Rokkor QF 40/2 Kentmere 400 f2 1/30
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by solalyn | 2013-11-28 23:26 | PROPOS | Comments(5)

普通じゃない普通

自分の写真集『アンコモン・プレイセズ』のために、スティーヴン・ショアは、ごくみじかいあと書きのような文章をそえている。

その文章によると、スティーヴン・ショアは、23歳になるまで、ニューヨークのマンハッタンをほとんど出たことがなかったそうだ。その彼が、1972年、マンハッタンをはじめて遠く離れる旅に出た。自動車でテキサス州のアマリロへ向かったのだ。

このときの旅は友人がいっしょであり、ニューヨークからテキサスまで、その友人が自動車を運転した。マンハッタンからアマリロまでずっとパッセンジャーであったスティーヴンは、車の窓をフレイムにして、そのフレイムごしに、アメリカの風景を見つづけた。

この体験は、スティーヴンにとって、たいへんな体験だったという。それはショックであった、という言い方をスティーヴンはしている。自動車の窓ごしに見る風景、あるいは自動車を降りてそのへんをすこし歩いたりして目にする風景は、太陽光線の当たりぐあいによって微妙に変化する。まったくおなじ場所をおなじ角度から見ていても、たとえば朝の9時と午後の2時とでは、見え方はまるでちがってくる。この、光によってちがってくる見え方、つまり、普通すぎてどうにもならないほどに平凡な風景が、光の変化によって感情ゆたかな普遍へとたかまっていくありさまを、スティーヴンはカラー・フィルムによってとらえてみせた。『アンコモン・プレイセズ』のなかの風景は、知的で繊細な集中力をフルに発揮しつつ1973年から1981年にかけて、スティーヴンがアメリカ各地でひろい集めた普遍だ。


― 『人にあまり教えたくない素晴らしい写真集』より 片岡義男『紙のプールで泳ぐ』所収 ―
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 Fuji PN400N f11 1/500
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by solalyn | 2013-11-20 21:27 | WORDS | Comments(0)

チバの空

チバと言ってもユウスケじゃないよ。県名だよ。

ヤス君と見たような空ではないけれども。

これはこれで。
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DATA:Pentaconsix TL Biometar 80/2.8 FUJI PN400N f16 1/500
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by solalyn | 2013-11-12 11:37 | PROPOS | Comments(0)